2022-02

仏典に関するメモ

E=mc² 【仏典に関するメモ】

E=mc²mという質量は、それに光速度cの二乗をかけたエネルギーに変換される。このエネルギーは、プランクの定数hに光の振動数ν(ニュー)をかけたものに等しい。真空とは何もない状態ではなく、不確定性原理により許される短い時間内で、絶えず粒子と...
随想

【仏典に関するメモ】仏教キーワード集

仏典に出てくる気になる言葉やフレーズの意味や背景などを調べたメモ集になります。メモ書きぐらいの長さでまとめていきたいです。ちょっとずつ足していきます。 2022/02/24~
仏典に関するメモ

日本の仏教公伝【仏典に関するメモ】

日本の仏教公伝は、西暦552年とされている。大中華をメイン思想に据えた古代中国の覇権主義的膨張に対抗するため、大和王権は国家鎮護の精神的支柱として仏教を導入した。仏教の伝来自体は個人レベルでいろいろあったようだが、「公伝」というのは大和王権...
仏典に関するメモ

如来は最末法に現れる【仏典に関するメモ】

通常の仏教では「三時」と言って、如来の教えの変貌にしたがって「正法、像法、末法」の三つの時代区分が設定されている。だが実は、末法の次に「最末法」の時代が来る(小宮光二)。「正法の如来、像法の如来、そして最末法に如来が生まれてくる」。あるいはまた「如来は最末法にしか現れない」とも。
仏典に関するメモ

末法と最澄~法華経 安楽行品など【仏典に関するメモ】

日本での末法について。日本の仏教界では、最澄が書いたと言われる文書(『末法燈明記』)をもとに、末法のスタートは西暦1052年、という具合に設定されているようだ。最澄は天台宗を弘めるにあたり安楽行品を引いて「末法だからこそ法華経を説くんだ!」と、混迷と騒乱の時代を法華経のパワーで乗り切ることをめざした。ただし、余分な力はスッと抜いて、安楽モードで。
仏典に関するメモ

正法⇒像法⇒末法【仏典に関するメモ】

仏典に出てくる気になる言葉やフレーズの意味や背景などを調べたメモ集。教えが伝わる効力、三つの時代区分。釈迦正法が五百年なわけ。日本への仏教公伝552年。「三時」と「五堅固説」。末法のエゲツなさ。念仏宗教、題目宗教、葬式仏教。などなど。
選詩集

薔薇 あなた…

薔薇 あなた…ぼくにとって薔薇 あなた苦しいということ 声が裂け目にかわること満天の星の両目が 手のひらにかわるときぼくの彼方にさしだされたそれがあなたの 眠る前の吐息を夜のなかで 色のようにうけとるときクレヴァス、まばたきのうちにそれは無...
存在の正しい法則

解脱する四次元生命体と沈黙する菩薩たち◇LGBTQ龍王娘◆

法華経、提婆達多品後半のサーガラ龍王の娘のエピソード。四次元生命体である龍女が解脱する場面だ。法華経は人間以外の生命もすべて如来になれることを説く。また、古代インド社会に対してジェンダーフリーを訴える。LGBTQ法華経。さらにもうひとつ、八歳でも如来になれる。
身辺雑記

けだし驚きによってこそ ~黄昏の地より~ 没落するヨーロッパ文明

人間にとって世界<とは何か>。この問いから、没落するヨーロッパの文明が発生してきている。ヨーロッパの叡智は<あるということ>の驚きから離れ、<とは何か>という問いの中に没入した。世界を利用可能な質料(ヒュレー)として捉え、人間にとって有益かどうかが、存在するものの意味にすり替えられた。
身辺雑記

過去-いま-未来についてのかすかな迷想 ひとふさの無

 わたしたちがいるこの3次元、(x,y,z)の座標で位置が決定される、縦、横、高さの3つの次元に、ひとつの方向を持つ時間の流れを加えた計4つの次元で構成されたものが、わたしたちが住んでいるタイム-スペース、いわゆる時空だ。3次元プラス時間の...