華麗なる過去世を棚おろし③~王宮に仕える巫女の壮絶な運命~

宇宙系

(前回②はこちら

前回のK先生の「大天使セラフィムが降りてきましたぁ~!」もカウンセラーが顧客のリピートを獲得するための営業トークなのかもしれない。だがカウンセリングを実際に受けていたわたしの感じでは、ガチで先生の予想外に大天使が降りてきた、というビックリ感と意外感がアリアリで、その出来事以降のわたしへの対応の感じも、それまでは下に見ている感がアリアリだったのが、急に敬意と丁寧さが増してきたことから、マジでほんとに想定外に降りてきたのではないか、とわたしは見ている。その出来事以降「ほんとうのあなたはすごい人だから……」とうらやましそうに言ってきたりしだした。

K先生の鑑定では、他にも驚嘆すべき過去世が出て来ているので、ご紹介していきたいと思う。お付き合いいただければ幸いです。

 

朝鮮のある王様に仕える巫女だった……

わたしは在日韓国人の3世なので、これまでの経緯を総合すると、魂はプレアデスまたはシリウス、肉体のDNAは朝鮮、生まれは東京都中野区で、育ちは練馬区ということになる。母語は日本語だ。

肉体の先祖を朝鮮半島に持ちながら、日本という土地で生を受けたのには、それなりの理由があるに違いない、と今は思っている。いろいろ過去世を探って、自分の精神や魂の成り立ちを知るにつれ、そういう思いが強くなったのを感じる。

ということで、K先生に「わたし、先祖が朝鮮なもので、もしかしてなにか、韓国とか朝鮮半島がらみの過去世とか見えますかね?」と聞いたことがある。そのときは「う~~ん、うまく見えない」みたいな返事だったが、別件を見てもらっているとき、わたしが社会悪だとか男性優位社会に強い敵意と反感を持っている点にK先生が反応して、

「ちょっとその辺からリーディングしていったら、いま、過去世が出てきた。韓国ドラマでよくあるような昔の朝鮮の王様に巫女さんとして仕えていて、あなたは王から厚い信頼を受けていて、あなたも実はその王様が好きだったけど、やっぱり立場的に言えなくて、ひそかな恋心だった。ところがあるとき、国の一大事が起きて、あなたが占いをしてみたら、誰かひとり、侍女を人身御供にしなければ、という託宣が出たのね。順番で行くとある若い侍女がいけにえになるんだけど、王様がその若い侍女を気に入っていて、で、あなたが『おまえが人身御供になれ!』ってその王様に命じられて……」

いやもうどんな悲惨で壮絶な過去世なのか。巫女であるわたしは泣きながら処刑されたという。あまりの不条理に絶句してしまった。だがこれが今世におけるわたしの巨悪、社会悪に対する激しい怒り、そして男というものに対する強い敵意と憎しみ、男性優位社会への無条件といってもいいほどの反発、こういった感情や考え方に結びついている、ということらしい。

むろん、そのあまりにも悲劇的な過去世は、すぐれた能力を持つK先生でも最初は見えてこなかった。だがカウンセリングが進展するにつれ、わたしの潜在意識もだんだんと自分自身に向きあって、過去世の情報開示に関して前向きになってきた、ということなのだろう。

その後、わたしはイエスキリストのパッションのシーンを動画や映画などで見ることができなくなった。どうしても嗚咽が止まらなくなるのだ。自分の処刑された過去にうっすらと気付いたために、その経験と重ね合わせてしまうため、というK先生の説明を受けた。

しかしこの壮絶な過去と向きあい、そのカルマを清算することが、今世のわたしに求められているのだろう。

イエスキリスト第2世代の弟子、レムリアの衛兵、「ルイ」、等々

他に見えてきた過去世としては、

「イエス様とは直接は会ってないけれど、直弟子の次の世代の弟子だった。最初はユダヤ教徒だったけど、キリスト教に改宗してイスラエルの地元で布教活動をしていた」

「レムリア時代は、中心地にある神殿のところに、大きなプールのような水を浴びる場所があって、そこに龍の彫像があるんだけど、それの横に立っている衛兵。これって、大事な仕事」

といったのが出て来た。また、ハイヤーセルフとつながるワークをしてもらったときに、つながりにくくて非常に難航したのだけれど、最終的につながったらしく、急に出てきた映像が、真っ白いゆったりした服を着て、顔つきは今のわたしとまったく同じで、髪がブロンドでちょっとウェーブしてて、頭に冠をかぶって、王座のような立派な椅子に座っている人物だった。黄昏に染まる窓の外の景色を無言で眺めているのだった。なにか聞いてみたが、まったくわたしに反応してくれなかった。

K先生の説明では、この人がわたしのハイヤーセルフ的な存在で、わたしには無反応だったが、ワークのさいちゅう、K先生にはさかんに「るい!」「るい!」と言ってきたそうだ。なのでたぶんフランスのルイ王朝の誰かが、今のわたしのハイヤーセルフとして面倒を見てくれている、ということになるようだ。ただ、この時のワーク全体が、わたし的にぜんぜんピンと来なくて、その「ルイ!」というのもちょっと、映像はびっくりするほどきわめて鮮明だったのだけど、内的な感覚として、今のわたしとつながる感じがどうも出て来ないのだった。

あとで聞いたら、ハイヤーセルフのワークでは、一発でうまくつながらないケースも多いそうだ。

“宇宙の根源にアクセスしたときの情景”?

また、そのワークの途中で、“潜在意識の奥にある光の扉を開ける”というのがあるのだけど、わたしがそれをイメージしてパッと開いてみたら、まったくなにもない真っ暗闇の中に放り出された感覚に襲われた。「なんだこれは?なにもないぞ?いいのかこれで?」という不可解で不安定な感情になった。恐怖ではなかった。ただひたすら不可解な心持ちだった。K先生の指導が入り、どんどん前に向かって飛んで行ってみたが、どこまでも果てしない真っ暗闇で、なにもなかった。

飛んでも飛んでもなにも出て来ないことから、K先生がエネルギー的なサポートに入ってくれたが、そのエネルギーが閉じたまぶたの裏に真っ白い光になって強烈に入ってきただけで、エネルギーが直接入ってきてなにも起こらずに素通りしてしまうような感覚だった。外部からの意図や介入がまったく意味をなさない、というような感じだった。

その後、彼方にごく薄い白いフィラメント状のエネルギーが見えてきた。円形になったり、リボン状にゆらゆらしたり、色味が黄色から紫からピンクから、いろいろ薄く変化して、そのあと、突然、前述の白い服を着て王冠をかぶった、まんま今のわたしの顔の人物が出現したのであった。なぜかその人物も「をおぅ!なんだ?どした?」みたいなびっくりした表情をしていた(笑)今思えば、きっとほんとにあれはわたし自身だったのだろう。

いくつもの階層に多重的に出現する“わたし”という意識の中の、ある階層のひとつがまず最初に“色”として反応して、その次に形をなして現われた、といった具合のように思われる。顔の部分が取って付けたように今のわたしそのままだったのが、なんか非常に印象深い(笑)

ワークの終了後のK先生の判定は「そのときの真っ暗闇は、過去世のどこかの時期で、たぶん宇宙の根源にアクセスしたときの経験があって、その時にあなたが見た情景だったかもしれない」というものだった。そう言われてもちょっと今でもピンと来ない。でも、もしあれがほんとうに宇宙の根源なのだとすると、あんなところにずっといてもほんとしょうがないと思う。

無力感の中、黄昏を見つめるわたし

そして、そのあとに突如として出てきたわたしの顔をしたハイヤーセルフは、なんともいえないたそがれた表情で、窓の外の暮れ行く日没を見つめていた。見ているうちに、横顔がどんどん年老いていくようだった。わたしが問いかけても、なにも答えてくれないし、気付いてもくれなかった。わたしは悲しくなった。

K先生の話ではこうだ。

「その窓の景色がその人の心の状態そのもので、いろいろやってきたけれど、結局なにも成し遂げられなかった、という悲しみの思いで夕陽を見ている」

このワークをしたのが2022年の2月ごろだったと思う。その時点のわたしは、要するに無力感と喪失感に打ちひしがれていた、ということだ。それをわたし自身がみずからのすがたに成り代わって見せてくれたのだろう。

思い当たるのは、前年の秋ごろに、その占い館の経営者とトラブルがあり、けっこう過酷なハラスメントをおおやけの場で受けた、という経験があった。これがカルマのもつれを解消するために起きた出来事だったと知るのは、少し後に別のカウンセラーのチャネリングを受けてのことだったのだが、このときの精神的ダメージがなかなか抜けてくれなかった。これがこのときのワークに強くマイナスの影響を与えていたと思う。

 

わたしの過去世への旅はまだまだ続く。次は、タロット占いや四柱推命などの占い師の先生たちが所属している都内大手占いサロンに行ったときの話だ。

 

(④へつづく

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コメント

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