過去世の棚おろし④~釈迦やイエスの傍にいた無限の魂たち~

宇宙系

 

(前回③はこちら

第4弾は、都内などに数店舗を出しているタロットや四柱推命など、いろいろな占い師さんが在籍している占い館での鑑定。たくさん先生がいらっしゃって、プロフィールや占術の欄を見て、過去世やガイドスピリットを見てくださる方にお願いしてみた。

真実を求める黒い馬に乗った黒い鎧の勇者

まずN先生に見ていただいた。メモの日付は2021年3月16日になっている。

霊視+タロットでわたしのカードを引いて見ると、ペンタクルのナイトが出てきた。絵柄の通りのようで、だいたい次のようなコメントをくださった。

  • 黒い馬に乗ってます。ヨロイも黒です。なにかを守る、という思いを感じる。
  • そのためには真実を知る必要があった。真実を探求すること。
  • 自分とは何者か?魂として探究心があった。

馬に乗った勇者が何かを守る、というのは、前々回に出てきた近衛騎兵隊長とイメージ的に重なるものがある。実はこの1年ほど前に、同じお店で他の先生だけれど、コロナ禍での今後の先行きを占ってもらった時、わたしを表わすカードがソードのナイトだった。騎士づいてるな。

また、真実を探求するというなんだか強い動機を持っているということで、これもまたこれまでの過去世リーディングに共通する要素だ。

キリスト教、仏教の両方を知る必要があった

次に出て来たのが、信仰だ。

  • イエスがいた当時から、イエスの近くにいた。あなたは白いゆったりした服を着た髪の長い男性。イエスの姿を拝し、教えを受けていた。
  • 物質ではなく、精神の根源を求めていた。
  • 別の過去世では仏教の修行をしていて、弟子も取っていた。悟りを得るまでの修行。
  • 自分が人に教える、ということ以上に、どうして?これは何なのか?と問うていた。
  • 道を歩いていたら、自然にそうなった。(←解脱したのか?)
  • 中国か日本にいた。最澄や空海の頃は真実を求めていた。
  • 仏陀の近くにいたときは、満ち足りた心。
  • キリスト教、仏教の両方を体験することが大事だった。

大略、このような話だった。「キリスト教、仏教の両方を体験することが大事だった」という意識を持っていたというのは大きい。

「仏陀の近くにいたときは満ち足りていた」というのは、ちょっと法華経の方便品に出てくる増上慢のような気配がしないでもない(笑)

また、N先生がおっしゃるには、日本的な小さな間取りの部屋にこもって写経をしている姿も見えてきたという。俗世間のドロドロに芯から嫌気がさして、人の世から離れて、ひとり、写経していたようだ。

今のわたしの感覚で行くと、これはちょっと、逃避のニュアンスが入っているようにも感じられる。だが見方を変えると、逃げていようがいまいが、こうした過去世は功徳でもあるので、それ以降の生において霊的にプラスポイントが加算されているようにも思えるが、いかがだろうか。「本日ポイント10倍!お得Day!」みたいな日に写経しとくといいかもしれない(笑)

無限の魂の融通無碍な自由

過去世で釈迦とかイエスのすぐ傍で教えを聴いていた人というのは世の中に無数にいると思われる。要は、ひとつの魂はひとつではなくて、何千もの魂と集合体になっていろいろと共有しているということなので、ひとりの魂的な経験は、おそらくは何千、何万という人の魂に影響を与えているのだろう。

そしてそのひとつひとつがそれぞれ何千、何万の集合体を形成している。
ひとつの魂の背景に何千、何万の魂が集合体を形成しているのなら、ひとつの集合体からは、そこにある魂と同じ数だけの(つまり「何千、何万」という数の)集合体が派生的にそこにあると考えられる。
以下同。

これらがトーラス構造的につながっている感じなわけなのだろうから、魂の世界というのはもう融通無碍だ。仏法には「無限の融通無碍世界」という言葉があると聞いた。また、イエスキリストはこの無限の構造を、これ以上ない洗練をもってこう表現している。

父よ、
あなたがわたしの内におられ、
わたしがあなたの内にいるように、
すべての人を一つにしてください。
(ヨハネ17:21 『聖書』新共同訳より)

たとえばお釈迦様の横にアーナンダという魂があったとしよう。かつて一個の人格を持ってサハー世界を経験したその魂は、やがて仏国土に帰り、その経験を無限とともに分かち合う。そしてまたみずからの意志をもって、新たな無限に向かってその魂を解き放つのだ。

イエスキリストの横にいるシモン・ペトロやアンデレ、ヨハネらの魂も同じではないか。彼らは岩の上に建てられた教会で「霊と真理によって」まことの礼拝に臨む。真実の言葉で語られるその礼拝に集まってきた魂の数を数えることはできない。なぜなら、それらはひとつでありすべてだからだ。

これこそ究極の自由、魂の自由、スピリチュアリティに生きる真の自由ではないだろうか。完全に想像で書いているので、ほんとかどうか分からないのだけれど、魂というのはだいたいこんな感じになってるのではないかと思う。たぶん、こんなふうにして世界はつくられている。

躍動する黒馬と沈黙の獅子

N先生のリーディングはさらに続く。

  • 宇宙時代。宇宙船に乗っていろんな星へ。大きい母船から小さな船に乗りかえて、いろいろな星に出向く。コンビか、3、4人で。
  • 情報収集。植物を集めたり、生命体がいたら、話したりしていた。
  • プレアデス時代の記憶。
  • 昔、馬に乗っていた時代では届かなかった広い知識が現代ではネットで得られるのを、魂が喜んでいる。

といった具合で、わたしという生命体は、とにかくいろいろ調べたり知ったりしたい、というのが強いようだ。

次に、ガイドスピリットをN先生に見てもらうと、

「いま、あなたの左の肩にライオン、右の肩に黒い馬が出てきて。馬は、駆けめぐって、いろいろ情報を集める手伝いをしてくれる。存在としての強さを前に押し出す、という意味もある。ライオンの方は、こっちが話しかけてもしゃべってくれない。ただそこに立ってる。孤高の獅子、という感じ。そこにいることを分かってくれただけでいい、という感じ。堂々と、悠々としてる……」

躍動する黒馬と沈黙の獅子……なんとも感慨深い組み合わせだ。

あと、「レムリアの記憶は見えますか」と聞いてみた。N先生の鑑定はこうだった。

  • 平和な牧歌的な風景です。
  • レムリアが、滅ぶ前の時代だと思う。中心部からは離れた場所。
  • あなたは男性で、身長が高い。龍とは仲良しです。親和性が高いです。
  • 白い龍が飛んでます。現代では神聖視されているものと、仲が良かったです。

と、こういう具合で、神官とか衛兵とか、なんかこうストイックな使命ではなくて、のんびりと庶民として暮らしていた時代もあったようだ。

 

(⑤へつづく

 

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