随想

宇宙系

火星:行動、リーダーシップ、勇気、肉体、エネルギー~エリクサー

火星 Mars(マルス):行動、リーダーシップ、勇気、肉体、エネルギー。マルスはローマの非常に古い神で、戦争、春、若さを司るという。ウェヌス(ヴィーナス。ギリシャ神話のアフロディーテ)とともに、ローマ人の守護神と見なされている。
宇宙系

金星:愛、美、芸術、人間関係、ロマンス、調和~エリクサー

金星 Venus(ヴィーナス)は愛、美、芸術、人間関係、ロマンス、調和の星。太陽系で最も地球に似ているが、激しい嵐、超高気圧と高温、硫酸の雨が降りそそぐ地球人にとっては過酷な環境でもある。金星の地名にはラクシュミー高原、セドナ平原、ブリュンヒルト地溝帯、ガルボ火口、セオリツ溶岩溶岩円頂丘、ハトホル山など、世界の女神、女優、女性として業績を残した人物の名前が当てられており、アフロディーテの名は金星で最も大きな大陸に冠されている。
宇宙系

水星:コミュニケーション、予知能力、教養、精神的活動~エリクサー

水星 Mercury マーキュリーはローマ神話のメルクリウスMercureの英語よみ。商売の神。旅行者の神、神々の伝令の役割も。ギリシャ神話のヘルメスと同一視される。水星は太陽系の惑星の中でいちばん内側を回っており、公転周期が地球時間で約88日と最も短い。素早く忙しく走り回る様子は、神の伝令メルクリウスの名にふさわしい。
存在の正しい法則

現世利益その2【観音経】真空の輝きが世間をあまねく照らす

観音経の現世利益。世間では観音様が「与えてくれる」だが、経文を読むと与えるよりも「苦難を除去してくれる」ほうを強く感じる。そもそも観音経の衆生救済は解脱が前提だ。さとりを目指す者またはさとりに到達してさらなる修行に取り組む者に対してはじめて観音力の恩恵が発現する。現世利益とはこのことではないか?
イエスキリスト

現世利益その1 ユダヤ教をめぐって

現世利益といえば思い出したのがユダヤ教と観音様の観音経という正反対のふたつ。法華経観世音菩薩普門品はあらゆる世界に生まれたすべての生命をさとりに導く教え。ユダヤ教は徹底して現世利益を追求する宗教だ。《この世》での救いを追求するとはどういうことか。
存在の正しい法則

妙音/観世音《振動をめぐる5つの観想》

世界、振動、素粒子を切り口に生命の意味を考えたい。妙音とは無限の世界に満ちあふれる真実の言葉だ。そのすべてをあまねく見渡す力を持つ者は、命あるすべてをさとりに導く。仏法が説き明かす“東方の妙音、西方の観世音”が意味するものは何だろうか。
存在の正しい法則

自在者/世界の音を聴く者または世界を照らす音《アヴァローキテーシュヴァラ観想》

観世音、観自在の違いについて。アヴァローキテーシュヴァラは観自在、アヴァローキタスヴァラは観世音。聖典を文献学的に研究すると諸説出てくるが、種々の相違はすべて必要だから起こった。構成上不自然な嵌入もそれが将来必要だからそれがなされたと考えたい。
仏典に関するメモ

観自在菩薩Avalokiteśvara②【仏典に関するメモ】

Avalokiteśvaraアヴァローキテーシュヴァラ観自在菩薩はサンスクリット語でAvalokiteśvaraアヴァローキテーシュヴァラ。アヴァ、ローキタ、イーシュヴァラの三つに分けて、アヴァ→Ava=下に、あまねく。ローキタ→lokit...
仏典に関するメモ

観自在菩薩 Avalokiteśvara①【仏典に関するメモ】

観自在菩薩 Avalokiteśvara(アヴァローキテーシュヴァラ)有名な仏教経典「般若心経」と「観音経(観世音菩薩普門品)」に出てくる。観世音菩薩、観音菩薩、観音様、聖観音などいろいろな呼び方があるのは人気者の証し。日本で最もポピュラー...
仏典に関するメモ

お釈迦様の地上での最後の言葉【仏典に関するメモ】

お釈迦様の地上での最後の言葉vayadhammāsaṅkhārāappamādenasampādetha (ヴァヤダンマー サンカーラ、アッパマーデーナ サンパーデータ)パーリ語の仏典『マハーパリニッバーナ経(大般涅槃経)』に記されている。...