身辺雑記

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昨日、または昨年末の第九 -第4楽章解釈の試みをこめて-

ベートーヴェン第九の第4楽章。この作品の主人公は地上に生きる人間だ。神の御業を歌い上げる他の多くの宗教曲と一線を画しており、キリスト教を念頭に置きながらもより多く人間賛歌であるという特徴を持っている。作品が最高潮に達する「vor Gott」のクレッシェンドの意味、神の前に立つケルビムは何を意味するのか、などについて考えてみたい。
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プロフィール画像を変更しました【マスク顔】【笑顔】

⇑こんな感じにプロフィール写真を変更しました。撮影日:2022年9月24日場 所:来宮神社の近くのレストラン撮影者:るりさんマスクしちゃってますが、笑顔がけっこういい感じだと自分でも思うので、変えてみました。今後またいい顔が撮れたら変えてい...
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映画『マトリックス・レザレクション』世界の万華鏡を2回振る権利

世界とわたしについて刺戟的な問いを投げてくれる映画『マトリックス・レザレクション』は作品のあり得るひとつのケースを描いている。トリニティの最後の台詞は、わたしが世界の万華鏡を2回振る権利について表現しているのではないだろうか。幾億回か前と同じ景色にわたちたちは直面しているのかもしれないし、それと同じくらい数えきれない回数の異なったパターンを、わたしたちは経験する。したし、今もしている。
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ウクライナ情勢新展開。中国は?戦争と防衛戦争、日本の立場

中国は東アジアで動くのか?ロシア軍に新司令官が就任し、黒海艦隊「モスクワ」が沈められるなど、ウクライナ情勢は新展開を迎えた。ウクライナの戦闘が激化し泥沼化すれば、米軍主力は欧州正面にスイングする。中国が正規軍を使って動くとすればこのケースだ。だが人民解放軍が大規模な水陸共同作戦を実施する可能性は低い。逆に、アメリカに利用されまくりの日本の立場は危うくなるのではないか。
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南東部の割譲要求が当面の目的か【ウクライナ戦争】

いまウクライナで起きていることは、じつは崩壊の序曲でもアルマゲドンの始まりでもない。今まで人類がやってきたことの続きであり、ただの途中経過に過ぎない。極論になるが、言ってみればわたしたち全員がこの残虐行為に関与している。過酷な現実を受け入れない限り、ここから無傷で逃れることはできないと覚悟すべきだ。この世界は関係性の総体であり、すべての事象は関連づけられている。ひとりのウクライナ人の死は、明日わたしたちが口にする米の飯やパンとつながっている。同じように或るロシア兵の死は目の前のコップ一杯の水とつながる。わたしたちの呼吸する空気は、そこで親を失った子、子を失った親、最後のひとときを過ごすための棲家を砲火で焼かれた老人の涙と苦しみにつながっている。
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キエフ、ハリコフはゲンが悪い?ロシア軍の鬼門ウクライナ、文明終焉のはじまり

ウクライナでのロシア軍のダメっぷりが評判になっているが、第二次大戦独ソ戦でもウクライナでソ連は大損害を受けている。ソビエト・ロシアにとってこの地域は鬼門なのか?あるいはプーチンもバイデンも習近平も、今度の戦争の〝次の戦争〟こそが本気モードだと予期しているのだろうか。
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転換点としてのキーウ、双方の読み違い【1941独ソ戦「統帥の危機」】

1941年独ソ戦、キエフ(現キーウ)をめぐる戦いは第二次大戦の帰趨を決すると言ってもいい大転換点だった。攻めるドイツ、守るソ連双方の真逆の読み違いが、バルバロッサ作戦の方向を狂わせた。だが独ソ戦自体が、ナチスドイツが本質的に持つ矛盾を孕むものでもあった。
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プーチンにとってのキューバあるいはパールハーバー 【ウクライナ侵攻】

「むすび大学チャンネル」 に我那覇真子さんが出演してウクライナ情勢について話した内容をシェア。戦争はひとつの簡単なパターンで起こされる。ロシアのウクライナ侵攻はNATO側の圧力で引き起こされた。この仕組みはキューバ危機やパールハーバー奇襲と同じものだ。
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ロシア軍がパッとしない理由 ~意図があるのか、もともと弱いのか?~

ウクライナに攻め込んだロシア軍がいまひとつパッとしない理由を考えてみた。もともと弱いのか?民族的に戦争に向いてないのか?ワザと手を抜いているのか?兵の士気が上がらないのか?プーチンの深謀遠慮なのか?エゼキエル戦争の側面も踏まえながらちょっと調べてみた。
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けだし驚きによってこそ ~黄昏の地より~ 没落するヨーロッパ文明

人間にとって世界<とは何か>。この問いから、没落するヨーロッパの文明が発生してきている。ヨーロッパの叡智は<あるということ>の驚きから離れ、<とは何か>という問いの中に没入した。世界を利用可能な質料(ヒュレー)として捉え、人間にとって有益かどうかが、存在するものの意味にすり替えられた。